Taku's Blog(翻訳・創作を中心に)

英語を教える傍ら、翻訳をしたり短篇や詩を書いたりしたのを載せています。

Did You Just Look at My Chest?

The Kloonsというニューヨークのマルチメディア会社が製作したコメディ映像です。おっぱいについて熱く語る男の無意味な情熱!かなり楽しい。僕の和訳と元の英語を添えたので、楽しんでくださると嬉しいです。また、英語が速くて聴き取りにくい箇所もあったので、誤りがあればメッセージ等でおしえてくださると幸いです。

(後記:この動画を紹介してくださった、大学の英語の先生であり、友人であるMikeさんがいくつもの聴き取りの誤りを指摘してくださり、それを受けて修正を入れました。Thanks a million, Mike-san!)

登場人物は、女性(April Aと表記) Aprilとヨガで知り合った男性(Mitch Mと表記) そして、Aprilの恋人Greg(Gと表記)です。

(ヨガのクラスの帰りに…)

A「ナマステ」
M「ナマステ」
A「本当にすばらしいヨガの実践ですね。クラスの終わりに、逆立ちなさっているのを見ましたよ、本当にすてきでした。」
M「ありがとう。最近はずっと、だいたい週に5日は練習しているんです。ヨガを始めてどれくらいになるんですか」
A「えっと、だいたい一年くらいですね。実は、この秋に修了証をもらえるんですよ」
M「それはほんとにすごい。きっといい先生に…」
A「すみません、私の胸、見たでしょう」
M「はい」
A「どっかのバカにいやらしい目つきで見られることなく、ひとつでもヨガのクラスに出席できないものかしら」
M「ちょっと、ちょっと待ってください。すぐ済みますから、ちょっとだけ言いたいことがあります」
A「今度は許可を求める、と。どうぞ。」
M「もしあなたが僕に、あなたの美しいおっぱいをじっと見られるのが嫌だとしたら、あなたの完璧なおっぱいを三分の一しか隠さないような紫のスポーツ・ブラはつけないでしょう。そしてもう一つ。僕は、生物学的に、おっぱいを凝視するようにプログラムされている。分かりますか?僕のDNAにおいて、柔らかで命の源たるおっぱいを捜すのです。これは個人的な問題ではない。僕の問題じゃないんです。それは、僕が将来作るかもしれない、未来の子孫の問題です。分かりますか?だから、ほんとにこれは、無私の行為です。次世代への贈り物です。そして、最後の一つ。いいですか。もし、今の説明でもまだ十分でなければ、です。僕は、人生最良の18ヶ月をおっぱいに吸い付くことで過ごしました。僕がまさに必要とする栄養を与えてくれたのです。分かりますか?ともすれば僕の心の内奥では、僕はおっぱいを見て、安息の地を思う。おっぱいは、愛と思いやりの対象であって、僕の人生で日々が安らかだったひと時を象徴している。そして、ひょっとしたら、そうした全てを、僕はあなたの美しいおっぱいの中に見出したかもしれない。そういうふうには考えませんか」
A「何て言ったらいいのかしら…ほんとにロジカルで、何ていうか、素敵です。コーヒーでも飲みに行きませんか」

M「あぁ、すごくいいですね」

G「ヘイ!ミッチ!どうしてるんだ?」
M「ヘイ、グレッグ。泳いでるのかと思ってた。ヨガで何やってるの?」
G「あぁ、泳いでたよ。それからエイプリルに出会って、今、おれもヨガをやってるんだ。」
M「二人は…?」
G「そうそう」A「いえいえいえ!」
G「何、どういうこと?」
M「ごめんなさい。私、ただ…ミッチがおっぱいについてすごくいい話をしてくれたの」
G「はぁぁ??お前っ!ミッチ!」
M「ごめんな、グレッグ。エイプリル、君、シャカラ・パクチャーの瞑想には行ったことある?」
A「いいえ」(連れ立って二人出掛ける)
G「あいつが?待てよぉ、まじかよ…。」


 Namaste.
男 Namaste.
 You have a really great yoga practice. I saw your inversions at the end of the class, Pretty impressive.
男 Thank you. I've been practicing in about 5 days a week for a quite a while now. How long have you been practicing?
 Ah, about a year. I’m actually gonna get my certification this fall.
男 That’s really fantastic! I bet you’re going to be a great teacher…
 I’m sorry. Did you just look at my chest?
男 Yeah.
 Can I go to one yoga class without being completely ogled by some jerk?
男 Hold on, just a second. Can I say something really quickly?
 Oh. Now you’re asking for a permission, please.
男 If you really didn’t want me to stare at your beautiful breasts, you’d be wearing something other than a purple sports bra covering maybe a third as your perfect tits. And another thing: I’m biologically programmed to stare at boobs. OK? It’s in my DNA to scan for supple life-giving breasts. It’s not a personal thing, it’s not about me; it’s about my potential, future offspring, OK? So really it’s a selfless act. I’m paying it forward. And one last thing, OK? If all that isn't enough: I spent the best 18 months of my life sucking on those things with my very sustenance. OK? So, don’t you think that maybe in the recesses of my mind that I look at breasts and I think of a safe haven...that they are objects of love and caring, representing a time in my life when days were easy? And that maybe I saw all of that in your beautiful breasts?
 I don’t know what to say...That was actually logical and somehow sweet. Do you wanna go get coffee or something?

男 You know, that would be really great.

 Hey, Mitch, how’s it going, man?
男 Hey, Greg, I thought you were swimming. ..what are you doing at yoga?
 Oh, well, I was...and then I met April and now I'm doing yoga.
男 Are you guys...?
Oh, Yeah. No, no, no.
 Excuse me?
 I’m sorry. I just… Mitch just made some really great points about my breasts.
 Goddamn it, Mitch!
男 Sorry, Greg. April, have you ever been to a Shakara Pucture meditation?
 No.
 This guy? Come on! Really?

今回聴き取りの誤りを正してくださったMikeさんのご著書。すごく丁寧な英語からすっごい汚いスラングまで、丁寧度レベルを分けて紹介してくださってて愉しいですよ。

敬語からスラングまでくらべてわかる英会話 (J新書)

敬語からスラングまでくらべてわかる英会話 (J新書)

  • 作者: マイケル・クリチェリー,Michael Critchley
  • 出版社/メーカー: ジェイ・リサーチ出版
  • 発売日: 2010/06/11
  • メディア: 単行本
  • 購入: 1人 クリック: 12回
  • この商品を含むブログ (1件) を見る